スペイン語通訳コーディネーターの仕事は、お客様のご要望に添ったスペイン語通訳者を手配することですが、それは決してスペイン語通訳者を「右から左に派遣する」ことを意味しません。
スペイン語通訳コーディネーターは、スペイン語通訳者の実力や専門性を照らし合わせた上での適性の他、そのパーソナリティー(性格)も考慮し、お客様のお仕事がいかに円滑に進むかを考えます。
そして、スペイン語通訳者が正確な通訳業務をできるように、会議資料や集合場所の段取り等の事前準備を徹底し、スペイン語通訳者が現場で直面する環境を想定し、オーガナイズします。
スペイン語通訳コーディネーターは、時にはスペイン語通訳者が急病や天災に巻き込まれたりして通訳現場に現れることができない場合などに、所属する通訳会社(通訳派遣会社)の抱える代替通訳者を迅速に派遣することで、円滑に会議等が運営されるお手伝いをします。
そんなときには、スペイン語通訳コーディネーターに求められるのは、通訳会社(通訳派遣会社)の通訳者の登録されたデータベース上で迅速に適した代替通訳者を探せるスキルや経験地です。
さらには、頭の中に適した通訳者がぱっと思いつく記憶力もスペイン語通訳コーディネーターには求められます。
また、通訳者への依頼を通じて、また行き届いた配慮を通じて、通訳者と人間関係を構築しておくこともスペイン語通訳コーディネーターに求められる基本的な姿勢です。
そうして初めて、スペイン語通訳コーディネーターとして、高い付加価値をお客様に提供できるようになるのです。
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